外材事情

統計によりますと、昨年の南洋材丸太の輸入量が
前年比若干プラスになりました。

南洋材丸太については産地国の事情によって昭和
50年代から大幅減が続いていました。
産地国の事情とは、熱帯林保護のための伐採制限
と産地国の工業化志向です。
当社の統計では輸入量は最盛期の1/20にまで
落ち込みました。
それが昨年0.3%ではありますが前年比増加
となりました。
(日本木材輸入協会・発表)

一方、米材は
米国の住宅着工数が減少しています。したがって
米国内の木材需要が減少しています。産地での木材
価格も低下傾向です。

その上このところの為替の円高で輸入コストが下
がっています。相変わらず船運賃は高止まってい
ますが。