発電時の二酸化炭素排出量増加

電気事業連合会の発表によりますと、2005年度の
1kw発電する時に排出する二酸化炭素の量(排出原単位)
が前年度より増加したそうです。
原因は石炭火力発電が増えたから。石炭火力発電は重油
くらべて二酸化炭素発生が多いのだそうです。

2004年度 0.421kg/kw
→ 2005年度 0.425 〃

環境保護団体からは「安価な石炭に頼り、新エネルギーの
導入をおろそかにしてきたつけ」と批判されています。

しかし、本当に大切なのは我々消費者が省エネルギー
心がけること。
だが、快適な生活に慣れてしまってた現代人には難しい
のかもしれません。

新エネルギーといっても、風力発電はとんでもなく採算が
合いません。太陽光発電も最近やっと、装置を作るときに
要する電力量を超える電力を発電できるようになったばかり
(LCAという考え方)。

残るのは原子力発電ですが・・・。
諸外国では、石油の価格に影響されない、二酸化炭素
発生しない、原子力発電が見直されている(増設しよう)
という動きが出ています。