通風か高気密か

最近のTVCMでこんなのが流れているのをお気づきでしょうか。
「日当たり、通風、ヘーベルハウス

住宅のキャッチフレーズに「通風」という言葉が出てきました。
ちょっと前まで「高気密、高断熱」が宣伝文句でしたのに。

冷房も暖房も同じですが、せっかくエアコンで調節した空気を外へ
逃がさないのが省エネだ、として高気密がうたわれていました。
ところがそうすると、少量のホルムアルデヒドなどの揮発性ガス
が外へ逃げないため、シックハウスの原因になってしまいました。

そこで建築基準法を改正して住宅内の通気性を確保するように
指導されるようになったのです。
あのCMは早くもその考え方を取り入れた、ということでしょう
か。

もともと日本の住宅はすきま風の多い家ばかりでした。
そう言ってしまうと、最新の住宅を建てるメーカーさんに叱られ
そうですが。


8/24、追記
後でCMを見ていましたら
「日照、通風、へーベルハウス」と言っていました。記憶違いでした。