今国会に住宅基本法の改正が提案されています。
その内容はーー

住宅ストック(日本にある住宅の総数)と総世帯数
の推移を見ると、戦後の極端な住宅不足から徐々に
充足されていき、1970年頃に住宅数が世帯数を
追い越しました。現在(2003年の統計)では
住宅数5400万戸に対して世帯数は4700万戸。
住宅は余っています。

そこで住宅政策の目標を量の充足から質の向上へと
変えていこうとしています。
具体的には
・住宅金融システムの整備
・中古住宅流通市場の整備
・リフォーム市場の整備
・市街地の密集住宅の解消
・耐震化、バリアフリー化、省エネ化の推進
など。

ある調査によると人口は今年から減少に転じますが
世帯数は2015年まで増加を続けるそうです。
しかし、住宅着工戸数の減少=木材消費の減少は
避けられないかもしれません。