北欧からの木材輸入が始まってからしばらく経ちます。
ユーロが使われるようになると同時でした。当時の円高をきっかけにして
始まり、日本での木材消費に占めるシェアは約6%、一定の地位を確保しました。
ちなみに国産材のシェアは20%弱。
ほとんど製材品と集成材で丸太での輸入はありません。

製品のひき肌が白いのがホワイトウッド、赤っぽいのがレッドウッド。
安易な名前の付け方ですが、樹種としては
  ホワイトウッド・・ドイツトウヒ
  レッドウッド・・オウシュウアカマツ です。

一口に北欧といいますが、国別では
  フィンランド 113万㎥  
  スェーデン   91
  オーストリア  39
  ルーマニア   17
  ラトビア    11
  ドイツ      7
  ノルウェー    3
  エストニア    3
  チェコ      3   などで合計289万㎥になります。

集成の角材が柱などに使われ、日本の杉、桧の消費減の一因になっています。