名古屋城徳川時代の初期、徳川家康の命によって作られました。
その中の本丸御殿(藩主の住まい)は3000平方メートル、部屋
数30を超え、国宝に指定されていました。
それが昭和20年、空襲により天守閣もろとも全焼しました。
昭和34年に天守閣は鉄筋コンクリート製で再建されましたが、
本丸御殿はまだ再建されていません。

その本丸御殿を木曽ヒノキを使った木造で再建しようといううごき
が高まってきました。
実現すれば、世界最大級の木造建築になるようで、ヒノキ3800本
が必要になります。
名古屋木材組合をはじめ地元の団体が進めており、松原名古屋市長も
賛成の意向です。

名古屋市では「本丸御殿基金」を創設して寄付を募っています。