バイオ燃料 その3

自動車用に植物由来の燃料を使う動きが出ています。
代表的な方法の1つがトウモロコシやサトウキビから作った
エチルアルコールをガソリンに混ぜるやりかたです。

それに対して先日の日記(8月28日)に書きましたように
「食料を自動車燃料にしてはいけない」 という意見が出て
います。
それならば 「食料以外のバイオマスで燃料を作ろう」 
となるのは当然でしょう。

ところがバイオマスからアルコールを作るには、主成分の
1つであるセルロースを糖化する工程が余分に必要になります。
従来、セルロースの糖化には硫酸を使う方法が行われていま
した。それは硫酸を含んだ廃液が出来てうまくありません。

新聞によりますとホンダが 稲わら からエチルアルコール
を従来よりも効率よく作る方法を開発した、とか。
セルロースの糖化に酵素を使うようです。

すばらしい!

でも、なんで 稲わら なの?

中日新聞9月15日より