コウヤマキ

悠仁さま、ご誕生おめでとうございます。
お印は高野槙になったそうです。

高野槙は日本産コウヤマキ科で一種のみの樹です。
別名マキ、ホンマキ、キンマツ(金松)ともいいます。
高野山周辺から大台ケ原にかけて多くあり、その名が
つきました。
高野六木にも木曽五木にも名を連ねています。

高野山ではコウヤマキの小枝を仏前に供える風習があり、
それは民間でもおこなわれます。

外見はよく似ていますが違う種でイヌマキがあります。
地方によってはイヌマキのことを別名コウヤマキ
呼んでいる場合があり、一部混乱があるようですが
見分ける方法は葉のつき方、だそうです。

葉のつき方が、コウヤマキは輪状であるのに対して
イヌマキはらせん状または互生です。

辻井達一著「日本の樹木」より